テレビ出演ランキング

俳優業界で売れるのは難しい。上位5%が過半数の番組を支配する世界。

テレビに出てる人の4分の1は俳優・女優

テレビ出演ランキングには約38,000名の有名人が登録されており、その中の4分の1にあたる約9,000名は俳優・女優です。

他のジャンルでは歌手・音楽関連が1,900人、芸人1,900人、スポーツ関連2,100人等々なので、俳優の人数が圧倒しています。

テレビ番組表に掲載された有名人のみ掲載しているので、少なくとも1回は番組表に登場(=出演)したことがある俳優が9,000名もいるということです。

そんなにたくさん俳優がいたことに驚きますが、
テレビに出たことがない俳優も含めると、どれだけの数がいるんでしょうか・・・。
なかなか厳しそうな業界です。

俳優・女優の登録状況

とはいっても、約9,000名の中にはハリウッド俳優などの外国の俳優もいますので、日本人と主に日本で活動している俳優に絞ると約6,467名になります。

登録合計:8,819名
うち日本の俳優・女優:6,467名

1年間に1回でもテレビに出れるのは半数。

ではその中で、テレビによく出れる俳優はどの程度いるんでしょうか。

調べてみると、過去1年間でテレビに出演した俳優は3,517名でした。
1年間に1回でもテレビに出れるのは半数ほどということです。

3,517名の1年間の総出演回数は99,921回。
平均すると1人あたり28.4回/年となります。

半数はテレビに出れないにも関わらず、出演している人の平均が28回とは、かなり高い印象です。
おそらく、「日本人の平均貯蓄額」なんかの調査と同様、上位の人達が平均を押し上げているんでしょう。

約3割の番組出演は上位1.5%が独占。

では上位はどうなっているのかというと、上位100名の総出演回数は28,422回で、全体の28.4%にあたります。
つまり上位100位、日本の俳優の約1.5%が約3割を占めているということです。

もう少し順位を下げていくと、

200位(上位3.1%)まで 43.0%
300位(上位4.6%)まで 53.7%
400位(上位6.2%)まで 62.0%
500位(上位7.7%)まで 69.8%

上位4.6%で過半数を超えて、そして1000位(上位15.5%)で90%を超えます。
残りの10%しかない番組を85%の俳優で取り合っている状況です。

ちなみに上位300位あたりがどんな俳優かというと、

300位 高畑淳子
303位 神田正輝
304位 小栗旬
306位 阿部サダヲ

という具合にかなりの有名人が頻出します。
なので、上位は非常に狭き門なのです。

番組表に名前が出るということは、ドラマなら通行人レベルではなく、
ちゃんとした役があるということだと思うんですが、
そういう人たちでも、ほとんどの人がテレビに出られない(出ないのかもしれませんが)んですから、 かなり売れるのは難しい業界と言えるかと。

 

結果をグラフにしてみるとこんな感じ。

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見事な反比例のグラフになっています。

 

 

※表記している数値には別名の人物の重複などを含んでいるので、正確な数字ではありません。ご了承下さい。