2010年出演時間減少率ランキング<ゴールデンの部>
増加ランキングに続いて、ゴールデンタイムにおける2010年出演時間減少率ランキングを作成しました。
2010年 (時間) |
2009年 (時間) |
減少率 (%) |
減少時間 (時間) |
主な理由・出演番組など | ||
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1 | 野久保直樹 (タレント) |
0.0 | 79.7 | -100% | -79.7 | 事務所独立騒動による芸能活動休止 |
2 | ミムラ (女優) |
0.0 | 25.7 | -100% | -25.7 | 日本テレビ「銭ゲバ」終了 |
3 | 椿姫彩菜 (タレント) |
1.9 | 42.7 | -95.55% | -40.8 | |
4 | 妻夫木聡 (俳優) |
2.1 | 40.0 | -94.66% | -37.9 | NHK大河ドラマ「天地人」終了 |
5 | 福士誠治 (俳優) |
1.8 | 28.5 | -93.68% | -26.7 | テレビ朝日「必殺仕事人2009」終了 |
6 | ジョイマン (お笑いコンビ) |
2.8 | 43.6 | -93.59% | -40.9 | フジテレビ「爆笑レッドカーペット」終了 |
7 | 和久井映見 (女優) |
2.1 | 26.7 | -92.12% | -24.6 | テレビ朝日「必殺仕事人2009」終了 |
8 | 三遊亭楽太郎 (落語家) |
3.7 | 44.2 | -91.62% | -40.5 | 2010年3月三遊亭円楽を襲名 |
9 | 水嶋ヒロ (俳優) |
3.9 | 45.7 | -91.47% | -41.8 | 2010年9月所属事務所退社 |
10 | 青田典子 (タレント) |
4.6 | 43.0 | -89.3% | -38.4 | |
11 | さとう里香 (グラビアアイドル) |
6.3 | 53.3 | -88.18% | -47.0 | |
12 | 瑛太 (俳優) |
3.0 | 25.1 | -87.84% | -22.0 | フジテレビ「ヴォイス」終了 |
13 | 田中義剛 (タレント・酪農家) |
3.6 | 27.8 | -87.04% | -24.2 | |
14 | 深田恭子 (女優) |
3.8 | 27.2 | -85.99% | -23.4 | NHK大河ドラマ「天地人」終了 |
15 | 石黒賢 (俳優) |
4.6 | 27.4 | -83.23% | -22.8 | |
16 | 山本高広 (ものまね芸人) |
11.6 | 62.8 | -81.6% | -51.2 | |
17 | エド・はるみ (お笑い芸人) |
10.9 | 55.6 | -80.41% | -44.8 | |
18 | 天津木村 (お笑い芸人) |
9.2 | 46.3 | -80.24% | -37.1 | フジテレビ「爆笑レッドカーペット」終了 |
19 | 常盤貴子 (女優) |
8.8 | 42.0 | -79.05% | -33.2 | NHK大河ドラマ「天地人」終了 |
20 | アントキの猪木 (お笑い芸人) |
6.7 | 30.1 | -77.91% | -23.4 | フジテレビ「爆笑レッドカーペット」終了 |
21 | 村川絵梨 (女優) |
5.4 | 24.1 | -77.76% | -18.8 | TBS「官僚たちの夏」終了 |
22 | 石井慧 (柔道選手) |
6.5 | 28.5 | -77.1% | -22.0 | |
23 | 渋谷飛鳥 (タレント) |
6.3 | 27.1 | -76.8% | -20.9 | NHK「ゴーストフレンズ」終了 |
24 | 田中実 (俳優) |
5.9 | 24.5 | -75.9% | -18.6 | |
25 | アンタッチャブル (お笑いコンビ) |
24.8 | 95.7 | -74.13% | -70.9 | 2010年1月コンビ活動休止 |
26 | 長澤まさみ (女優) |
10.4 | 38.1 | -72.81% | -27.8 | NHK大河ドラマ「天地人」終了 |
27 | たむらけんじ (お笑い芸人) |
7.4 | 26.4 | -71.92% | -18.9 | |
28 | 東幹久 (俳優) |
21.2 | 74.7 | -71.58% | -53.5 | NHK大河ドラマ「天地人」終了 |
29 | 北島三郎 (歌手) |
7.0 | 24.1 | -71.06% | -17.1 | |
30 | 石倉三郎 (俳優) |
8.0 | 27.2 | -70.69% | -19.2 | TBS「夫婦道」終了 |
俳優・女優は、ドラマなど長期の番組が終了すると、かなりの影響があるようです。NHKの大河ドラマの影響を受けた俳優・女優が多数ランキング入りしています。一過性のものなので、人気の上下と関係がなく、ランキング的に面白みは感じられません。
一方、タレントや芸人は人気度の低下がランキングから推察できる可能性があるわけですが、まず1位のタレントの野久保直樹。島田紳助司会の「クイズ!ヘキサゴンII」の出演から「おばかタレント」として2007年頃からブレイクしました。2009年の事務所独立騒動で出演時間が激減。2010年3月末まで芸能活動を余儀なくされました。このランキング結果を見ると、復帰後も露出は少ないようです。
3位のニューハーフモデルの椿姫彩菜。理由はよくわかりませんが、トレンドの推移を見ると、検索数も番組出演の減少と同様、2009年以降激減しています。
2010年の相次ぐお笑い番組の影響を受けたと思われるのが、6位はお笑いコンビのジョイマン。
18位の天津木村、20位のアントキの猪木なども同様かと思われます。
2010年3月に、「エンタの神様」「ザ・イロモネア」、8月に「爆笑レッドカーペット」、9月には「爆笑レッドシアター」が終了しました。いわゆるネタ見せ番組が終了したことで、若手芸人の露出機会が減ったようです。
とはいうものの、ピースなど、ブレイクする芸人もいるのも事実。