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AKB48人気を検証してみる(その1)

新曲「フライングゲット」が発売初日に100万枚の売上を達成したことがニュースに取り上げられているAKB48。
6月の「総選挙」の結果はテレビの速報テロップで表示され、「国民的アイドルグループ」と紹介されることもあります。

一方、特典目当てに1人で大量のCDを買う人も多く、CDが「CDつき握手権」と揶揄されることも。一部での人気を国民全体のもののように喧伝していると、批判する人もいるようです。

そんな訳で、最近何かと話題のAKB48の人気ぶりを検証すべく、当サイトでの登録状況を調べてみることにしました。

以前に韓国タレントの出演データを調べてみましたが、まずは同様の方法で検証してみます。

過去1年間(2010年8月1日~2011年7月31日放送)の番組で、AKB48所属・出身者が1人でも出た番組数をカウントしてみました。(※1)

その結果は以下のとおり。

名前(職業) 放送回数 割合 (韓国)
1 フジテレビ 222回 2.6% (437回)
2 日本テレビ 187回 2.3% (29回)
3 TBSテレビ 184回 2.4% (330回)
4 NHK教育(Eテレ) 127回 0.7% (129回)
5 テレビ東京 78回 0.8% (138回)
6 NHK総合 52回 0.5% (45回)
7 テレビ朝日 47回 0.6% (13回)
合計 897回 1.3% (1,121回)

参考までに以前に調べた韓国タレントが出演した番組の放送回数を括弧書きで併記しています。

フジテレビが1位という結果になりました。2位、3位は僅かな差で日テレ、TBSとなっています。

放送回数全体に占める割合は、上位3放送局が2.4%前後、下位が0.5~0.8%となっており、全体では約1.3%になっています。
フジ、日テレ、TBSがAKBを好きな傾向にあるようです。

最も放送回数が少なかったのはテレビ朝日。テレ朝は韓国でも最下位になっていたことから、データで見る限りでは、流行りにのらない独自路線ぶりが伺えます。

そういえば、島田紳助の引退で各放送局が対応に追われる中、紳助のレギュラー番組を持っていなかった唯一の民放キー局がテレビ朝日でした。

ちなみに放送回数合計が韓国よりも少ないですが、韓国は平日の帯番組で回数を稼いでいます。この数字だけでは、AKBより韓流番組に力が入れられているとは言えないと思います。

その2に続く

ご注意

※「AKB48」としていますが、実際には「SKE48」「NMB48」「SDN48」などの姉妹グループのメンバーも含んでいます。
(AKB48登録一覧)

※現在はグループを卒業しているタレントも含んでいます。
※管理人はAKB48のことはあんまり知りませんので、何か間違ってることがあるかもしれません。そのときはお知らせください。