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韓流番組はここ数年で急激に増加している!?

前回の記事に引き続いてフジテレビの「韓流押し」の状況を調べてみたいと思います。
前回は過去1年の放送回数の合計を調べましたが、今回は放送回数の推移を調べてみました。
結果は以下のとおり。
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グラフは韓国出身の有名人が1人でも出演した番組が、各局で何回放送されたかの推移になっています。
なるほど、韓流押しを裏付けるように、フジテレビが大幅に増加しています。
フジテレビと同様、TBSも大幅に増加していることがわかります。
半期ごとに中身を詳しく調べてみると、
2008年上半期はテレビ東京が放送回数100回で1位になっています。キー局全体だと合計190回ですので、半分以上をテレビ東京が占めていたことになります。
当時テレビ東京で放送された番組は、「冬のソナタ」、「秋の童話」、「天国の階段」など、韓流ドラマの再放送が多かった模様です。
2009年の下半期になると、TBSが急激に増加しています。
放送回数は128回で、番組は「エデンの東」「宮廷女官 チャングムの誓い」「花より男子」といった韓流ドラマでほとんどを占めます。
2010年上半期、今度はフジテレビが急激に増加します。
「私の名前はキム・サムスン」「太陽の女」「華麗なる遺産」等、
2010年の1月に「韓流α」という平日の帯番組枠で放送されたドラマがほとんどです。
フジテレビは以降、2011年上半期まで一貫して増加傾向です。
「韓流α」枠は継続して放送されていますので、イ・ビョンホンが出演した「外交官 黒田康作」、深夜に放送されたドラマ「タムナ」などで上乗せされているようです。
TBSも2009年の下半期移行、増加を続けています。
「韓流セレクト」という平日の帯番組でドラマを放送していることも増加の要因です。
TBSは2010年4月から「水曜劇場」で「アイリス」を放送。民法として初めて韓流ドラマをゴールデンタイムに放送しています。

まとめ

2008年下半期、キー局全体の放送回数は190回でした。
これが2011年上半期は588回と、約3倍になっています。
フジテレビは、22回から216回と、実に約10倍です。
この数字だけで判断すると、相当に韓流に傾倒しているようなイメージです。
放送された番組の中身は、平日のお昼の帯番組がほとんどです。
平日の帯番組は放送回数を押し上げるので、枠ができると急激に増加するということになります。
そのため判断が難しいのですが、
ここでも、フジテレビが「韓流押し」傾向であることは間違いないと言えそうです。
(参考・関連サイト)
フジレテビ「韓流α」(Wikipedia)
韓国ドラマ(Wikipedia)
東京MX 「韓流スターのチャン・グンソクは好きですか?」 アンケート結果にスタジオ爆笑(痛いニュース)
フジテレビの韓流騒動についての考察  (ちょっとアレなニュース)
(データについて)
※韓国出身の有名人は、当サイトで「韓国」タグをつけている有名人を対象にしています。
※上半期は放送開始時間が1月1日~6月30日、下半期は7月1日~12月31日の番組をとしています。
※当サイトにデータがあるのが、2008年5月以降ですのでデータが比較できる2008年下半期以降の番組を取り上げています。