フジの韓流押しは本当になくなったのか?番組データから調べる韓流離れ2014
日本のおとなりの国、韓国。
竹島問題や従軍慰安婦などの歴史問題ですっかり冷えきっている日韓関係。
「反日」に対して「嫌韓」という言葉もよく目にします。
冬のソナタでおばさん達がヨン様にハマっていたのが遠い昔に感じます。
そんな状況のなか、以前は「韓流押し」とネットで叩かれていたフジテレビが、すでに韓流押しではなくなっているという噂を聞きました。
当サイトでは、2011年に
フジテレビは本当に韓流押しなのか?
韓流番組はここ数年で急激に増加している!?
という記事で、韓流タレントを起用している番組がどの程度あるのかを調べました。そのときは、フジテレビは韓流押しっぽいという結論でした。
3年経ったいまはどうでしょうか。
同じ方法で韓流タレントが出演する番組の数を調べてみました。
フジテレビの韓流押しは2011年にピーク。現在は韓流離れ状態。
半年毎の推移をグラフにするとこんな感じです。
フジテレビは2010年から急激に伸ばし、2011年の下半期に269回でピークを迎えます。
その後は急落にして2014年上半期は33回。
なんとピーク時の9分の1ぐらいになっています。
これを見ると、フジテレビは確実に韓流離れしていると言えますね。
TBSも2014年に入って急減
フジテレビにつづいて韓流タレントの出演番組が多かったTBS。
2012年に入って4割回数を減らしましたものの、2013年までは100回以上の放送がありました。
ところが今年になって45回まで急減しています。
かわって1位になったのがテレビ東京。フジテレビとTBSが回数を減らした2012年、テレビ東京は逆に回数を増やしています。
2014年の上半期の放送回数は134回。トップとはいってもフジテレビのピーク時の269回の半分です。
全番組に対する割合で見ると
放送回数自体に変動があると正確に比較できませんので、念のため全番組数に対する割合でもグラフをつくってみました。
やたらと番組数が多いNHK教育が下がっている以外は、そんなに変わらないです。
Wikipedia「韓流」ページに載っている2010年~2011年頃の新韓流ブームと2012年以降の韓流ブームの退潮にピッタリ符合していて面白いです。
韓国の李明博大統領が竹島に上陸したのが2012年8月。反日運動が日本の嫌韓感情を引き起こしたという印象もありますが、
上のグラフを見ると、2012年の初めから番組数は急減しています。
テレビは人気商売ですから、韓流押しや反日に関係なく、韓国の国策によって「つくられたブーム」が去って、正常に戻ったということではないでしょうか。